abstract和訳

【医学論文】英語論文のabstractを和訳します⑫

医学論文のabstract

医学論文を勉強することになった経緯はこちらをどうぞ
>>>英語が苦手な医師が医学論文を読めるように勉強することにした。
 
こんにちは、たくゆきじです。
 
abstract和訳企画です。
 
医学論文を読めるようにひたすらabstractを訳していきます。
 
実際にabstractを訳して、その後に自分なりの気付きも書いていきます。
 
淡々と勉強していきます!
 
ではどうぞ!
 

私の英語力は本当にクソなので、頑張っても誤訳の可能性があります。
 
トレーニングの記録として捉えていただけましたら幸いです。

今回の論文

今回の論文はこれです。

 
One-Year Outcomes after PCI Strategies in Cardiogenic Shock
 
心原性ショックのときのPCI戦略後の1年後outcome
 
This article was published on August 25, 2018, at NEJM.org.DOI: 10.1056/NEJMoa1808788

abstractの和訳

<<要約>>
 
<Background>
多枝病変で心原性ショックを伴うAMI患者の30日間の死亡、透析のリスクはculprit only PCI群のほうが緊急でのmultivessel PCI群よりも低かった
我々は1年後のclinical outcomeを評価した。
 
<Methods>
706人の多枝病変で心原性ショックを伴うAMI患者を、「PCIを責任病変にのみ行い後日optionとして待機的な血行再建を行う群」と「culprit以外の血管に対してもPCIをその場で行う群」に無作為に割りつけた。
30日間のprimary endpoint(死亡、透析治療の複合outcome)の結果はかつて報告した。
事前に指定した1年後のsecondary end pointは、全死亡、心筋梗塞の再発、再度の血行再建、慢性心不全での再入院、死亡と心筋梗塞の複合outcome、死亡と心筋梗塞と慢性心不全での複合outcomeとした。
 
<Results>
かつて報告したように、30日間の観察で複合primary endpoint(死亡、もしくは透析)は、culprit only PCI群では45.9%、multivessel PCI群では55.4%であった。(P=0.01)
1年後では死亡はculprit only PCI群では344人中172人(50.0%)、multivessel PCI群では341人中194人(56.9%)であった。 (relative risk, 0.88; 95% CI, 0.76 to 1.01)
心筋梗塞の再発はculprit only PCI群では1.7%、multivessel PCI群では2.1%であった。 (relative risk, 0.85; 95% CI, 0.29 to 2.50)
死亡と心筋梗塞の複合では50.9%と58.4%だった (relative risk, 0.87; 95% CI, 0.76 to 1.00).
再度の血行再建はculprit only群のほうがmultivessel PCI群よりも頻繁に起こった。(in 32.3% of the patients vs. 9.4%; relative risk, 3.44; 95% CI, 2.39 to 4.95)
同様に慢性心不全での再入院でもそうだった。(5.2% vs. 1.2%; relative risk, 4.46; 95% CI, 1.53 to 13.04).
 
<Conclusions>
多枝病変で心原性ショックを伴うAMI患者の30日間の死亡、透析のリスクはculprit only PCI群のほうがmultivessel PCI群よりも低かった。
1年間のフォローアップでの2群間での死亡率は有意差は認めなかった。

気付き

タイトルとBackgroundを読んで気付きましたが、【医学論文】英語論文のabstractを和訳します⑩読んだ論文の続きなんですね。
 
前の論文を読んでいたので今回は読むのが楽でした。
 
もはや気付きでも何でもないですね。

まとめ

もうちょっと続けますが、そろそろabstract以外の本文も読んでみようと思います。
 
この調子で身につけていきます!
 
続きはこちら
>>>【医学論文】英語論文のabstractを和訳します⑬
 

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