abstract和訳

【医学論文】英語論文のabstractを和訳します⑨

医学論文のabstract

医学論文を勉強することになった経緯はこちらをどうぞ
>>>英語が苦手な医師が医学論文を読めるように勉強することにした。
 
こんにちは、たくゆきじです。
 
abstract和訳企画です。
 
医学論文を読めるようにひたすらabstractを訳していきます。
 
実際にabstractを訳して、その後に自分なりの気付きも書いていきます。
 
とりあえず節目の10回まであと2つ、頑張ります!
 

私の英語力は本当にクソなので、頑張っても誤訳の可能性があります。
 
トレーニングの記録として捉えていただけましたら幸いです。

今回の論文

今回の論文はこれです。

Smoking Cessation, Weight Change, Type 2 Diabetes, and Mortality
 
禁煙、体重変化、Ⅱ型DMと死亡率
 
August 16, 2018 N Engl J Med 2018; 379:623-632

abstractの和訳

<<要約>>
 
<Background>
禁煙後の体重増加が禁煙による健康上の利益をどの程度損なわせるかは明らかになっていない。
 
<Methods>
米国の男性、女性が含まれた3つのコホートスタディーで禁煙に関して報告しているものを同定し、禁煙と体重減少の変化に関して前向き(prospectively)に評価した。
我々は禁煙した後の体重変化により、Ⅱ型DMのリスク、心血管疾患による死亡、および全死亡率のリスクが変化するかどうか検討した。
 
<Results>
Ⅱ型DMのリスクは最近禁煙した人(禁煙後2-6年)のほうが喫煙者よりもリスクが高かった。(hazard ratio, 1.22; 95% CI, 1.12 to 1.32)
リスクのピークは禁煙後5-7年で、その後は漸減していった。
Ⅱ型DMのリスクの一時的な上昇は体重が増えるのに比例して増えており、禁煙後体重が増えなかった禁煙者ではⅡ型DMのリスクは増えていなかった。(P<0.001 interaction)
対照的に、禁煙した場合体重の変化に関係なく死亡率は上昇させなかった。
喫煙者に比べて、体重増加がなかった禁煙者の心血管疾患による死亡のhazard ratioは0.69(95% CI, 0.54 to 0.88)、体重増加が0.1-5.0kgの禁煙者のhazard ratioは0.47(95% CI, 0.35 to 0.63)、体重増加が5.1-10.0kgの禁煙者のhazard ratioは0.25(95% CI, 0.15 to 0.42)、体重増加が10.1kg以上のの禁煙者のhazard ratioは0.33(95% CI, 0.18 to 0.60)であり、6年以上の禁煙者のhazard ratioは0.50(95% CI, 0.46 to 0.55)であった。
同様の傾向は全死亡率でも観察された。
 
<Conclusions>
体重増加を伴う禁煙は二型DMの短期間のリスク増加と関係していたが、心血管死亡と全死亡において禁煙のbenefitを減衰させるようなことはなかった。

気付き

①interactionは、以前はGoogle翻訳でもインタラクションとしか出てこずイライラしていましたが、本を読んで雰囲気はつかめるようになった。

まとめ

前に比べてわからない単語も減ってきた気がします。
 
前に比べてabstractを読むことが苦ではなくなってきました!
 
次回はこちら
>>>【医学論文】英語論文のabstractを和訳します⑩
 

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