健康診断

【健康診断】尿タンパク(尿蛋白)陽性について解説!再検査は必要なの?結果の見方は?

尿蛋白陽性と健康診断

こんにちは、たくゆきじです。
 
今回の記事は健康診断に関する記事となります。
 
健康診断ではさまざまな項目が指摘されるので一つ一つ解説していきます。
 
今回は尿タンパクに関して解説していきたいと思います。
 
「尿タンパクって何?」
 
「症状はないけど検査はしたほうがいいの?」
 
などいろいろと疑問をお持ちかと思います。
 
今回の記事では健康診断で尿蛋白が陽性と言われたときにどうすればいいか、病院を受診する際に何が必要かについて説明しました。
 
ぜひご覧ください。

まずそもそも尿タンパクって何?

そのまんまですが、尿中に含まれているタンパク質のこととなります。
 
普通は尿中にはタンパク質はごく微量しかふくまれていません。
 
「体内に筋肉などのタンパク質はたくさんあるのだから、別に尿中に含まれていてもよいのではないか?」
 
と思われる方もいらっしゃると思います。
 
大前提として人間の体から尿中にはタンパク質はあまり排泄されないようになっています。
 
尿中にタンパク質が含まれているのを指摘されるのは異常です。
 

どんな病気で尿蛋白が陽性になるの?

主に腎臓の病気尿蛋白が陽性となります。
 
うまく腎臓が働けなくなったときに尿中にタンパク質が漏れ出します。
 
他にも腎臓は悪くないけれども、何か病気が隠れていてその病気から作られた異常なタンパク質が尿中に漏れ出す場合もあります。
 
例えば多発性骨髄腫という病気はその代表例です。
 
尿蛋白が陽性になる場合には病気が隠れている可能性がありますので、症状がなくても病院を受診するようにしましょう。

尿タンパクが陽性だと必ず病気が隠れているの?

実はそうではありません。
 
病気が背景になくても尿タンパクが出てくる時を「生理的タンパク尿」といいます。
 
生理的タンパク尿は大きく2つに分けられます。
 
機能的タンパク尿体位性タンパク尿です。

機能性タンパク尿とは

機能性タンパク尿とは、激しい運動や発熱、ストレスなどによりタンパク尿が出る事です。
 
健康診断前に激しい運動をする人はそんなにいないとは思いますが、健康診断前日に熱が出ていた人にタンパク尿が出た場合は機能性タンパク尿の可能性があるかもしれません。
 
心当たりがある場合には受診したときに医師に伝えましょう。

体位性タンパク尿とは

立つことでタンパク尿が出ることです。
 
立つことで腎静脈が圧迫され負担がかかることでタンパク尿がでると言われています。
 
このタイプの人は寝ている状態だとタンパク尿は出ません。
 
そのため、タンパク尿が出た人は朝一の尿(早朝尿)でタンパク尿が出るかどうかを確認します。
 
朝一の尿がタンパク尿ではなかった場合は体位性タンパク尿となります。
 
学校の定期健診で朝一の尿を取る理由は、体位性タンパク尿の可能性を考慮してだったのですね。
 
これまで述べたように、尿タンパクが陽性でおそるおそる病院にいっても生理的タンパク尿で経過観察となる場合もあります。

健康診断での尿タンパクの具体的な数値は出てこないの?

健康診断では具体的な尿蛋白の数字は出てきません。
 
(+)(±)(2+)などで表示されます。
 
具体的に数字で出ず、(+)や(±)などで表示される尿検査を尿定性といいます。
 
尿定性がどういう検査かというと、リトマス紙のようなものをイメージしてください。
 
リトマス紙のようなもの試験紙で検査結果を表示します。
 
リトマス紙も色の変化の強弱はわかりますが、具体的に数字で表現できません。
 
尿定性検査も同じように具体的に数字では表現できず、色の変化の強さを(3+)などで表現します。
 
これである程度スクリーニングを行い、引っかかった人に検査を追加します。

病院を受診するときには何を準備していけばいいの?

病院には健診結果は持っていくと思います。
 
しかし、他に何を準備すればよいのでしょうか?
 
尿タンパクが健診で指摘されたときに確認する重要項目は以下の項目となります。

チェックリスト

●今までタンパク尿が指摘されたことはないか?
(幼少期に体位性タンパク尿を指摘されたことはないか?)
 
●今までどういう病気にかかったことがあるか?
(特に糖尿病高血圧B型肝炎膠原病(自己免疫性疾患)悪性腫瘍は重要です。)
 
●現在の内服薬
おくすり手帳は必ず持参しましょう。内服薬の中に原因がある時があります。また、市販薬(ロキソ●ンなど)も答えられるようにしましょう。)

これらの項目は重要ですので、事前に答えられるよう準備してから受診することをお勧めします。
 
忘れそうな場合はこの項目をスクリーンショットにとって受診の準備のときにお使いください。

まとめ

いかがだったでしょうか?
 
尿蛋白が指摘された場合は症状がなかったとしても病院を受診し、医師の診察を受けるようにしてくださいね。