こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
実はこのたびマイホームを建てることになりました。
2021年の年末にハウスメーカーと契約を行い、めでたく住宅ローン持ちにクラスチェンジしております(絶望)
この現在進行系の家づくりの経験をそっくりそのまま記事にして共有したら面白いのではないかということで、今回の記事群がスタートすることになったというわけです。
ややとち狂ってメーカーと契約してしまったわけですが、実は最近まで住宅ローンを組んでまで自宅を購入するつもりは一切ありませんでした。
たくゆきじ
過去にこんなツイートをしていたくらいですから。
残業規制の報道を見て、自宅は買わないことに決めました
医師として心が折れた時
「ローンの支払いで仕事を辞められないリスク」
をなくすためです今回の厚生労働省の発表はまるで天気のように
「自分で変えられない事」
なので正面から受けとめ、その中で私にとって最善の選択肢を選んでいきます https://t.co/1weL10dvf1
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) August 27, 2018
ただ家庭環境の変化やそれに伴う心境の変化があって、ハウスメーカーとの契約に至ったというわけです。
Twitterをやっていてたまに思うことは過去の発言がスクショやログで残るのは怖いなぁ…ということですね
前と今とで考えが変わるのはある意味当たり前なのに、前と違うことを言うと
「前と言ってることが違う」
と言われそうで怖いです…そう思うと芸能人とか政治家の方々って本当に大変ですね…
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) April 29, 2019
ということで記念すべき第一回目の記事は「もともと賃貸派だった私が戸建住宅を建てることになったわけ」です。
第三子が爆誕したことが直接のきっかけ
そもそも私が「賃貸派」だった理由は、気軽に引っ越しできる自由が大きかったです。
多大な借金を背負う必要もないし、家族構成ややりたいことに応じて住む場所を変えられる。
このメリットは何者にも代えがたいと思っていました。
ただ最近は
という考えも抱くようになりました。
子どもが大きくなっていくにつれて、子ども関係のイベントが増えていきます。
入学式
七五三
おゆうぎ会
嬉しい悲鳴であることは間違いないのですが、そうは言っても仕事と育児の両立は体力的に相当しんどいです。
一人だけでもこれなので、子どもが二人、三人と増えていくと正直いって無理ゲーです。
と思うようになっていました。
ただ私が住んでいる地域はいわゆる出身地でして、私の実家は今住んでいるアパートから車で15分圏内にあります。
さらに妻の実家もそのくらいの距離にあり、何かあった時は両方の実家のサポートが存分に受けられるというありがたい環境です。
急な用事がある時に子どもを預かってもらう
疲れ切っているときに実家に子どもを預けて昼寝する
幼稚園や習い事の送迎
こんな感じで両家の実家サポートを受けられるメリットは、正直言ってここでは書ききれないくらい多いです。
そういう意味で育児環境を考えると、今住んでいる地域ほど恵まれているところはないというのが現時点での結論でした。
あと最近思うのは自分の家族ができると
という思いが自然と出るようになりました。
子どもたちが家で友達と遊んだとかの話をしているのを聞くと、なおのことそう思うんですよね…
こんな感じの理由もあり、留学なんかで一時的に離れることがあるかもしれませんが、長期的にはここに住んでいくのだろうなぁと考えるようになりました。
そんな中2021年8月に三男が爆誕。
2021/8/26 97.2kg
三男が本日未明に誕生しました
長男、次男が3000g台の中、我が家では初の4000g越えとしてやってきました
唯一無二のホメオスタシスを有する偉大な父を超えうる、特大のポテンシャルを感じさせます
夜中に対応してくださった産科スタッフの皆さま、本当にありがとうございました pic.twitter.com/U9fBWSXQ1L
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) August 26, 2021
子ども3人となると、流石に今のアパートが狭いと感じるようになってきました。
上二人の子どもたちはドタドタと走り回ったりしていますしね。
そういう背景もあって、家を建ててもいいかなぁと思い始めたというわけです。
人生は一度きりですし、せっかくなので人生で一回くらいは家を建ててみたいという気持ちもありましたので。
新築一戸建ては経済的に合理的ではない
とはいえ一戸建ての購入は経済的に合理的ではないという思いもありました。
以前こちらの記事で紹介した橘玲さんの「世界にひとつしかない「黄金の人生設計」」という書籍に
子どものいる夫婦は家を買ってはいけません。
・・・世界にひとつしかない「黄金の人生設計」より引用
というフレーズがあります。
教育費は相当大きな出費なので、教育費を考えると家の購入は見送ったほうがいいという内容の文脈です。
ましてや我が家は子どもが三人になり教育費も馬鹿になりませんので、自宅も購入すると身動きが取れなくなってしまう可能性がありました。
さらに現在の私達はいわゆる田舎に分類される地域に住んでいます。
首都圏など今後も地価の上昇が見込める地域であれば自宅が資産になる可能性もあるのでしょうが、今住んでいる地域では残念ながら見込めそうもありません。
そのため新築一戸建ての取得は経済的に合理的な判断ではないということはわかっていました。
ロマンとそろばんと旬の時間
一方こちらの記事で紹介したように、2017年頃から資産形成に励んでいたこともあり以前より家計に余裕が出てきていました。
家を建ててみたいというロマンと経済合理的ではないというそろばん。
この辺を天秤にかけて、家を建てることについて色々と考えてみました。
そこで最終的には自分の人生の中でも旬の時間を充実させるために家を建てることにしました。
今までは身の丈にあった生活を送る事を意識してきましたが、年齢を重ね体力の衰えを少しずつ実感すると
「これからの人生で最も若い今こそ、一番お金を有意義に使えるのではないか?」
と最近強く感じるようになったので、来年は自分が欲しいもの・やりたいことに積極的にお金を使いたいと思います
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) December 30, 2021
子どもたちが小さいうちに家を建てることが、どのくらい人生に彩りを添えてくれるか。
そして子供たちの成長環境としてどちらがいいのか。
このへんをよくよく考えてみたところ、今建てるのがベストだろうという結論にいたり、建てることにしたというわけです。
実家の父母にそのことについて相談したところ、地元に家を建ててもらうのが嬉しかったようでとても喜んでくれました。
まとめ
とまぁとてもありきたりな理由ではありますが、こんな感じで家を建てることになりました。
次回以降の記事では、家を建てることを決断した後、家づくりに向けてどのような情報収集を行ったかについて具体的にお伝えしようと思います。
本記事はエムスリーのメンバーズメディアで連載中のコラム「たくゆきじの夢のマイホーム奮闘記」を転載したものです。
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