こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
今回の記事では
を紹介します。
資産形成を開始したのは2016年の12月。
きっかけは格安スマホとの出会いでした。
携帯をauから格安スマホに変更したのをきっかけに自分の資産形成についても考えるようになりました。
そこで今回は私が資産形成のために行った過程を記事にしていきたいと思います。
なお医師が資産形成に関して書いているブログはだいたいが勝ち組です。
かたや私は資産形成において「ボロ負け」しています。
「負け戦こそおもしろいのよ!!」
とどっかの前田慶次が話しているのを聞いたことがありますが
花の慶次より引用
全然おもしろくありません。
そう負けたら全然おもしろくないのです。
聞いてますか?ビットコインくん?
君がボロ負けの原因なんですからね?
ただしこのまま終わるわけにはいきません。
たくゆきじ
これからも資産形成の勉強と実践を続けていきます。
そこでこの記事では私が資産形成を行ったことについて以下の内容を紹介します。
●資産形成に興味をもったきっかけ
●資産形成のために行ったこと
●資産形成の失敗談や黒歴史
2020年9月2日追記
なんとかビットコインのボロ負けから挽回しました…!!
「諦めません、勝つまでは」の精神で頑張ってよかったです。
資産形成に興味をもったきっかけ
まず私が資産形成に興味を持った理由を紹介します。
2016年12月までは資産形成など微塵も考えていない頭がスカスカの医師でした。
妻と子どもがいたにもかかわらず、です。
今でこそ生命保険に加入していますが、この頃は生命保険にも加入しておらず
とわけのわからないことばかり考えていました。
仕事が忙しかったという言い訳もありますが、食べたいものを食べ、買いたいものを買い、節約という意識は皆無だったのです。
医師は比較的給料に恵まれているため、あまり資産形成について考えなくても生活に困らなかったという側面もありました。
そんな私が資産形成について真剣に考えるきっかけが訪れます。
それが格安スマホとの出会いでした。
稼いだお金と使えるお金は一緒でない
とふと2016年の12月に妻から言われました。
なんでもネットサーフィンをしていたらそんなことが書いてあったとのことでした。
最初は
とてきとうに流していました。全く興味がわかなかったからです。
くらいの安易な気持ちでした。
ただその1週間くらい後にふと頭の中に疑問が浮かんできました。
という疑問です。
よく考えてみると、答えははっきり否でした。
原因はただ一つ。
給料には税金がかかるからです。
当時は私も妻もauショップで契約したiphoneを使っていました。
スマホの通信費はざっくり一人あたり10000円/月でしたので、スマホ代は二人合わせて一月あたり20000円です。
それが格安スマホに変えると一人あたり2500円/月になるとのことでした。
つまり夫婦で一月あたり15000円の節約となります。
すなわちauのままだと格安スマホに比べ、何をしなくても15000円/月ほど多く払い続けるわけです。
ただそのスマホ代を捻出するためには月15000円多く稼げばいいかというと、そうではありません。
給料には税金がかかります。
出典;国税庁 所得税の税率
これは2020年9月時点での所得税の税率です。
私の所得税は33%でした。
これに加えて一律10%の住民税を考慮すると、私の給料の43%に税金がかかっている計算となります。
ここで格安スマホに考えを戻します。
仮に格安スマホに変更した場合、15000円/月の節約が可能です。
逆に格安スマホに変更しなかった場合は、その節約できなかった15000円を埋め合わせるために税引前で26000円を追加で稼がなければなりません。
この考えに至った時私はこう思いました。
バイトを増やして自分の給料を上げるより、格安スマホに変えて支出を抑えるほうが楽そうに思えたのです。
そこで実際に1ヶ月くらいかけて格安スマホをリサーチし、夫婦ともども格安スマホに乗り換えてみました。
格安スマホに乗り換えることに最初は不安もありましたが、
くらいの気持ちでした。
実際に乗り換えてみると一切困りませんでした。
それでいて何もしないで一月あたり15000円も節約することに成功したのです。
給料でいうと働いていないのに一月あたり26000円の収入を上乗せしたのと同じ効果が得られました。
と正直思いました。
このことに味をしめ、お金のことや節約のこと、そして資産形成について興味を持つようになったわけです。
医師の資産形成のためにやったこと
格安スマホ以来私が資産形成のために行ったことは以下の内容となります。
●固定費の見直し
●お金や資産形成の勉強
●生命保険の吟味
●ふるさと納税
●個人型確定拠出年金(ideco)
●積立てNISA
今となっては特に新しいことではありませんが、この辺のことは現在も淡々と続けています。
固定費の見直し
まず最初にやったのは格安スマホ以外にも節約できる部分はないか探すことでした。
先程述べたとおり税金の兼ね合いで収入を増やすより支出を減らすほうが効率が良いと思ったからです。
ただこうも思ったんですよね。
この正直な気持ちと折り合いをつけるために目をつけたのは固定費でした。
解約しても特に困らない固定費をズバズバ切り捨てていったのです。
マネーフォワードという家計簿アプリで簡単に確認できたので、固定費の把握にはそこまで時間がかかりませんでした。
これで家計をまず最適化することからスタートしました。
固定費削減編の詳細はこちらの記事をどうぞ。
お金や資産形成の勉強
次は書籍で勉強しました。
正直何をやっていいのかよくわからなかったので、本を読んで勉強することにしたのです。
いろいろな本を読み漁り資産形成に必要な考え方などを仕入れました。
特に私の財産告白やとなりの億万長者という本は勉強になりましたよ。
自分が読んだ中でおすすめする本はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
生命保険の吟味
と意味不明なことを考えていた私も、資産形成に興味を持ったのを機に生命保険について真剣に考えることにしました。
個人的に生命保険に加入する際のポイントだと思っている
①自分の現時点での資産額
②家族構成
③収入源
④実家との関係性
の4点についてしっかり考えた上で、定期掛け捨ての四千万円の生命保険に加入しています。
今振り返ってみてもあの時しっかり考えてよかったと思います。
私が生命保険を決めた時の詳しい思考過程はこちらの記事をご覧ください。
ふるさと納税
ふるさと納税とは
のことです。
寄付という言葉だけを聞くと
と思われるかもしれませんが、寄付金は自己負担額の2000円を除いて確定申告の際に控除されるので損することはありません。
限度額内であれば納める税金の額は変わりませんが、返礼品という形で地域の特産品が送られてくるので、実質無料でいろんな地域の特産品を楽しむことができる制度なんですね。
制度を理解した時はなんてお得な制度なんだろうと感動すると同時に、なんで今までやってなかったんだと後悔の念が噴出してきました。
限度額の範囲内であれば損することはないのでぜひやっておきましょう。
なお返礼品は、トイレットペーパーなどの「腐らなくて確実に使うもの」をもらうのがおすすめです。
個人型確定拠出年金(ideco)
idecoという制度についてご存じない先生もいらっしゃるでしょうから、ざっくり説明します。
idecoとは
です。
老後の収入源の一つに年金がありますが、少子高齢化の影響もあって年金の受給条件は年々悪化していくことが見込まれており、年金だけでは老後の生活が成り立たなくなる可能性が高いですよね。
そこで登場したのがidecoという制度です。
収入のある現役世代のうちにidecoにお金を積み立てることで、現状の年金に上乗せして老後に受給することができるんです。
掛け金は自分の立場や勤務先によって上限額が異なります。
イデコ公式サイトより引用
この表があまりピンとこない場合、医師の場合の掛け金の上限額はざっくりと以下のように把握しておくとよいでしょう。
【公的病院の勤務医】
12000円/月
【民間病院の勤務医】
23000円/月
【大学院生などの非常勤医師】
68000円/月
idecoは一見難しい制度に思えるかもしれませんが、一度理解すると資産形成にとても有利な制度であることがわかると思います。
こちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
資産形成の失敗談や黒歴史
ただ当然のことながらやってよかったことばかりではありません。
失敗や無駄なことも何度も繰り返してきました。
●WealthNavi(中止済)
●ソーシャルレンディング(非推奨)
●ビットコイン(ボロ負け)
繰り返しますがビットコインでボロ負けしてます。
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし事実なんだから仕方ありません(開き直り)
この辺の黒歴史もおいおい記事にしていこうと思います。
医師の資産形成|まとめ
以上私が資産形成を始めるきっかけと今現在やっていることを紹介しました。
資産形成に関する記事ではこちらの記事もおすすめです。