外来では医師はしゃべりっぱなしのことが多い。
私の外来での診察人数は午前中だけの場合は平均すると30人くらいだろうか。
もちろんその日によってムラはあるため、25人くらいのときもあれば40人くらい診察することもある。
研修医があけ、初めて外来を行った時の私の感想は
たくゆきじ
というものだったことを今でも覚えている。
ずっと話し続けているためなのか思った以上にのどが乾いて痛くなってしまうのだ
そのため外来の時はお茶を手放せなくなった。
ぬるいお茶はあまりおいしくない
最初は院内のコンビニや売店でお茶を買っていた。
「おーいお茶」とか「綾鷹」とかどこにでも売っているようなお茶を買って外来に持ち込み外来の合間で喉を潤していた。
ただこれらのお茶には一つ欠点があった。
ぬるいお茶はとにかく美味しくないのだ。
買ってすぐだと冷たくて美味しいのだが、2-3時間くらい経過するとだんだんぬるくなってきてあまり美味しくなくなってしまう。
これが私には許せなかった。外来で頑張っているのだからせめて美味しいお茶を飲みたい。
そう思った私は自宅から水筒を持ち込むことにした。
水筒はどこに置き忘れたのか自分でもわからなくなる
自宅で水筒に氷を可能な限りぶちこんで、お茶を注いで外来に持ち込む。
時間が経っても冷たいままなのでとても美味しい。
最初はそれで満足していたのだが、この方法は私にあっていなかった。
なぜなら私はよくものをどこに置き忘れるからだ。
水筒には当然のことだが「iphoneを探す」のような機能はついていない。
外来に持っていったはいいものの、どこに水筒を置いたのか自分でもわからなくなることが頻発した。
外来ブースに置き忘れることもあれば医局で発見されることもあった。
なぜかトイレで発見されたこともある。
何度か水筒を紛失しその都度なくした水筒を探すという手間がだんだんめんどくさくなってきてしまった。
実際に水筒を紛失して妻から怒られたあたりで、私の頭にある一つの考えが浮かんだ。
というものだ。
そんなお茶が本当にあるかどうかわからなかったが、その考えが浮かんでから外来に持ち込むお茶を色々試してみることにした。
その結果一本のお茶に出会うことになる。
ファミリーマートのジャスミン茶
ファミリーマートのジャスミン茶。
色々試してみた結果この芳醇ジャスミン茶はぬるくなってもあまり味が落ちないことに気がついた。
冷たい時の美味しさを100とすると、芳醇ジャスミン茶はぬるくなっても70は維持できるスペックを持っている。
他のお茶(特に緑茶系)はぬるくなると美味しさが45くらいまで半減するため、この発見は大きいものだった。
また
と思わず聞きたくなるような1Lというたくましいボディも魅力的だ。
私の乾きを癒すには500mLでは少なすぎたから。
もしあなたがぬるくなってもまずくならないお茶をお探しならば、ぜひ一度このファミマの芳醇ジャスミン茶を試してみてほしい。
きっと後悔はしないことだろう。