最近、どうもおかしい。
そんな疑問をいだいたのは、つい最近の出来事だった。
どんな疑問かというと
という内容だ。
2023/03/04 103.8kg
体重測定を再開しました pic.twitter.com/4jukdEOIei
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) March 4, 2023
ここでページをそっと閉じる読者が一定数いることが予想されるが、もし気が向いたら次の章へ読み進んでほしい。
ホメオスタシス
私の体重は100kgに収束することで広く知られている。
この私の特性をホメオスタシスと呼ぶ。
ホメオスタシスと体重に関する考察しかし最近どうにも体重が100kgに収束しない。
何度体重を測定しても、103kgくらいで維持されている気がする。
2023/02/18 104.0kg
明日から使える豆知識なのですが、100kgを超えると体重計によって小数点第一位の表示が0.2kg刻みでなく0.5kg刻みになります
「100kg超えたら小数点第一位なんで誤差だろ、贅沢言うな」
というメーカーからの強いメッセージが込められており、感動すら覚える仕様になっております pic.twitter.com/81dbS01dqq
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) February 18, 2023
なぜだろう?
2023/03/27 104.4kg
病院食堂の週替わり定食がミートソースパスタで、もちろん大盛にしたのですが、出てきた量がとても大盛には見えず
「本当にこのパスタは大盛なんですか?」
と思わず聞いてしまいそうになりました
冷静に周りを見回したらやっぱり大盛だったようでした。危ないところでした。 pic.twitter.com/RRCorqJZFW
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) March 27, 2023
私の最近のホメオスタシスは103kgに設定されてしまっているのであろうか?
その理由について考えてみると、唯一無二の答えが浮かび上がってきた。
ホメオスタシスは…書き換えられたのだ…
環境要因により書き換えられた恒常性
ホメオスタシスが上書き保存された可能性がある。
そのことに思い当たってから、上書き保存された理由について一つ心当たりがある。
それは何かというと、平日の単身赴任である。
実は2022年の10月から職場が変わることになった。
現在勤務している病院は、自宅から車で1時間30分くらいの位置に存在している。
そのため平日に自宅から毎日通勤するのは疲れがたまってしまうため、平日は病院近くに官舎を借りて週末に自宅に帰るという生活を送っている。
そうなると平日は仕事が終われば、ある意味自由な立場になっている。
特に食事面だ。
家でご飯を作るのはとてもとてもめんどくさいため、もっぱら外食に頼ってしまっている。
今週の食事をここに記す。
月曜日:一人焼肉(焼肉きんぐ)
火曜日:かつや
水曜日:CoCo壱
木曜日:当直
食生活の変化について
平日に自宅で夕食を食べていたところから、一気に外食メインの食生活に変化した。
今までの食生活であれば体重は100kgにセットされていたところ、平日に外食で食事を摂り続けるという生活にシフトしたところ、ホメオスタシスが103kgくらいに再設定されてしまったらしい。
なるほど、このことには気が付かなかった。
やはり環境要因に人間は設定されやすいようだ。
自分の意思とは無関係に、環境要因に左右され自分のホメオスタシスは書き変わっている。
そう思うと職業によっても自分の食生活は大きく変わることであろう。
自分が仮にトラックの運転手についていたとしたら、高速道路のインターチェンジで食事を取る頻度が増えるだろうし。
自分が飲食店で働いていたとしたら、まかないを食べる頻度が増えるだろうし。
書き換えられる恒常性
私はこの自分の性質を
Rewritten Homeostasis
(読み:リライトゥン-ホメオスタシス)
(邦訳:書き換えられる恒常性)
と名付けた。
本当にクソの役にも立たない能力である。
自分の内的要因だけではなく、ありとあらゆる環境要因でホメオスタシスは書き変えられる。
そのことを痛感した気付きであった。
セブンの牛丼の旨さを全力でみんなに伝えたい 手術やカテーテルが終わった後にネクターを一気飲みするのは最高だと伝えたい。 出会いと別れと医局のお菓子