こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
今回の記事では
を紹介します。
生命保険は家についで人生で二番目に大きい買い物と言われています。
そのため資産形成を考える上で、生命保険について真剣に考える事はとても重要です。
毎月かかる固定費ですからね。
医師が資産形成をするためには固定費を見直して家計をスリムにすることから始めよう。ただネット上に落ちている記事などを見ると、生命保険に関していろいろな考え方が書いてあって正直どうすればいいかわかりませんでした。
たくゆきじ
ただ色々と勉強して考察した結果、最終的に定期掛け捨ての生命保険に入ることにしました。
そこで今回の記事では
について紹介したいと思います。
生命保険を決める時の考え方の一つとして読んでいただければ幸いです。
生命保険を決める時のポイント
生命保険は入る人の状況によって最適なプランが異なると思います。
そのため私が最適だと思ったプランが他の人に最適かというとそんなことはありません。
逆に言うと他の人のプランが私にとって最適というわけでもないと考えています。
そこでまず生命保険を考える上で自分自身の状況を把握することから始めました。
生命保険に入る上で考慮しなければならないポイントは以下の4つだと考えています。
①自分の現時点での資産額
②家族構成
③収入源
④実家との関係性
自分の現時点での資産額
まず最初に考えたのは私の現時点での資産額です。
生命保険の必要性を考慮する上で
と思ったからです。
わかりやすくするために1つ思考実験をしてみましょう。
それは
と言う思考実験です。
世界一の大富豪として有名なビル・ゲイツですが、ビル・ゲイツに生命保険の営業が行ったら生命保険に入るかどうか考えてみることにしました。
直感的に考えるとおそらく入らないですよね。
なぜかというとビル・ゲイツはもうすでに十分な資産を持っているからです。
ビルゲイツはもうすでに数兆円と言われる規模の資産を持っているので、不測の事態が起こったとしても残された家族には十分な資産が行き届きます。
今回は極論ですがこのことを考えてみると、資産を現時点で潤沢に持っている場合は生命保険に入る必要性はだいぶ薄れてきます。
そこで自分自身の資産を検討してみることにしました。
結果として私に不測の事態が起こった場合、現在の資産では家族を養う事は難しいという結論にいたりました。
家族構成
次に考えたのは家族構成です。
そもそも生命保険は
というのがメインの機能です。
仮に私が独身だった場合は自分に不測の事態があっても養うべき家族がいないので、そもそも生命保険には入らないと思います。
そのため生命保険を考える上で家族構成を考える事は重要であるため、私の家族構成を生命保険に入る前にで考えてみました。
私は現在妻と子供2人の4人家族です。
妻はもともと看護師として病院で勤務していましたが、妊娠のタイミングで仕事を退職し現在は専業主婦として家事や子育てメインでやってくれています。
子供2人は2歳と4歳なので、まだまだ今後の教育費等がかかる状況です。
そのため現時点では私に不測の事態が起こった場合は金銭的に困る事態になると考えられました。
収入源について
次に重要なのは収入源です。
自分自身に不測の事態が起こったとしても、他の家族にお金を稼ぐ能力があれば生命保険で備えなければならない金額は少なくて済みます。
また例えばアパートなどを経営していて、そちらからの収入があれば生命保険の代わりになるという考えもできますしね。
我が家の家計状況を改めて確認してみると、現時点では私が唯一の収入源です。
そのため私が生命保険に入らないという選択肢はありえません。
ただ妻は看護師資格を持っているので、仮に私に不測の事態が起こった場合は働くことができます。
そのことを妻に伝え相談しました。
そのため生命保険に加入しなければならないものの、妻が働く前提であれば備えなければならない金額はそこまで大きくないと言うことがわかりました。
実家との関係性
実家との関係性も考慮すべきポイントだと思います。
現時点で私たち家族は賃貸のアパートに家族4人で住んでいます。
ただもし私に不測の事態が起こった場合は、実家に戻っている両親のサポートを受けながら妻が働くというのはとても有力な選択肢です。
妻は看護師であり、場所を選ばず働くことができますから。
その点私達は私の実家とも妻の実家ともとても良好な関係性を築くことができています。
そのため仮に私に不測の事態があった場合は
というプランになる可能性が高いです。
そうすると家賃や水道費光熱費などその辺の負担もだいぶ軽くなるため、不足の事態に備えなければならない金額もだいぶ小さくなります。
今までの4つのポイントから私が生命保険に入る上でのポイントを整理すると
資産面では生命保険は必要
家族構成から考えても生命保険は必要
収入源的には妻は働くことができるので、そこまで大きな金額を準備する必要はない
両方の実家と良好な関係性を築いているので、実家のサポートも受けられる
という状況であることがわかりました。
なおこの辺の概念は家計のバランスシートを一度書いてみるとより理解が深まりますよ。
私が選択した保険プラン
今まで紹介したポイントを総合して考えると、私は定期掛け捨ての四千万円の生命保険に加入することにしました。
ネットで契約できる某生命会社と契約し、保険料はだいたい月々6000円くらいです。
貯蓄型の保険も少しだけ頭をよぎったのですが、資産形成と保険は切り離して考えた方が良いと書いてある本が多かったので貯蓄性は保険には求めないことにしました。
貯蓄性に関しては積み立てNISAやiDeCoなどを駆使しながら資産形成を行っていこうと考えています。
ただ今後投資などに成功して十分な資産が貯まった場合は、生命保険を解約する可能性もあるかもしれません。
そのへんはフレキシブルに対応していこうと思っています。
生命保険について勉強になった本
生命保険に入る上で私が参考になったと思っている本は2冊あります。
一冊目は橘玲さんの世界にひとつしかない「黄金の人生設計」という本です。
こちらの本では人生でかかる三大支出として以下の内容の解説がなされています。
不動産(居住費)
生命保険
教育費
特に生命保険に関しての記述がとても参考になりました。
必要な保障性は保険料の安い定期保険で確保し、貯蓄(資産形成)はコストの安い純粋な金融商品で行うという、「保障と貯蓄の分離」のほうがはるかに有利です。
・・・世界にひとつしかない「黄金の人生設計」より引用
具体的にはもっとも保障が必要な子どもが生まれた時から掛け捨ての定期保険に加入し、貯蓄は他の金融商品で運用するのが最も経済合理的とのことです。
とても勉強になりましたので生命保険について勉強したい方は一度読んでみることをおすすめします。
もう一冊はインベスターZという漫画の16巻です。
生命保険についてわかりやすく解説されていますので、漫画でイメージをつけたい方はこちらもおすすめです。
なお橘玲さんのおすすめの書籍や資産形成のおすすめの本も本ブログで紹介していますのでぜひご覧ください。
生命保険を決めるときには家族で相談しよう
実際に生命保険のプランを決める上で重要だと思ったのは家族間での話し合いです。
私の場合は
私になにかあった時に妻が働いてくれるかどうか
実家からのサポートが受けられるかどうか
というのが保障額を決める上で重要なポイントでした。
この辺は表面上の年収や資産額だけでは決められないポイントです。
そのため生命保険を決める場合は、家族で納得行くまで話しあうのが重要だと思いました。
ぜひ腹をわって話し合いましょう。
生命保険を決めるときの思考過程|まとめ
以上私が生命保険を決定する上での思考過程について紹介しました。
私が重要だと思っているポイントは以下の4つです。
①自分の現時点での資産額
②家族構成
③収入源
④実家との関係性
この記事を読んでくださっている方の参考になれば嬉しいです。