たくゆきじ
ということに悩んでいる医師は割と多いです。
とみんな悩んでいます。
ただスタッフの名前を覚えることは職場の人間関係を良好にする上でとても重要なポイントです。
そこで今回の記事では
を記事にしてみました。
ではご覧ください。
病院を異動すると名前を覚え直す必要がある
医局に属していると診療部長級でない限り定期的に転勤することが多いですよね。
転勤してまず慣れなければならないことは病院のシステムです。
その病院のシステムを覚えなければ仕事になりません。
電子カルテの使い方
指示の出し方
病棟ごとのローカルルール
これらをまず覚えます。
システムに慣れたあたりで今度はスタッフの顔を覚えることにとりかかりますが、これがなかなか大変ですよね。
転勤したばかりの時期はスタッフの顔と名前がなかなか一致しませんから。
「看護師さん」とか「PTさん」とか職種で呼べばなんとか仕事はできますが、私は名前を覚えることを強くおすすめしたいです。
というのも名前を覚えることで病棟での仕事のしやすさが格段に変わるからです。
転勤してから5ヶ月ほど経過しました
今では病棟スタッフの顔を見ると名前が自然と出てくるようになっています
こうなると面と向かって色々お願いしやすいですし病棟に行く足どりも軽くなりますね
名前を覚えるとお互いの距離感が縮まって本当に仕事がやりやすくなるなぁ…と今しみじみ感じています
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) August 30, 2019
名前で呼べるようになってスタッフとの間の心の距離が縮まると、すこし指示などに抜けがあっても
「たくゆきじ先生はしょうがないなぁ」
と笑って許してもらえることが増えますからね。
またちょっとしたお願いがある時に気軽に声をかけられるようになり、円滑なコミュニケーションが取れるようになります。
これは「7つの習慣」でいうところの「重要だが緊急でないこと(第2領域)」に当てはまると私は考えています。

名前を覚えるコツは名簿を師長からもらうこと
ここからは最も関わる頻度の高い看護師の名前の覚え方を例に私なりの名前の覚え方を紹介します。
と意気込んでも、名前を確認する名簿がないことにまず最初に気付きます。
病棟に卒業アルバムのような顔と名前が一致するものが貼ってあればいいのですが、残念ながら今の御時世そういうものはありません。
そういう場合はまず病棟師長から病棟の看護師の名簿をもらうことから始めることをおすすめします。
と師長に聞けばたいていの場合は快くいただけます。
なんどもなんども名前を呼んで覚えましょう。
直接名前を呼んで間違うのが怖い場合は電子カルテのログイン画面で名前を確認するのがおすすめです。
用があるスタッフが電子カルテで仕事をしているときに、後ろに回ってチラッとログイン画面で名前を確認するわけです。
かなり怪しい人に思われるリスクはありますが、結構効果的です。
んで医局に戻ったら師長からもらった名簿と整合させて頭に叩き込んでいきます。
なおスタッフの名前の暗記は遅くとも6月までには終わらせるのがおすすめですよ。
研修医の場合は名前を覚えられなくてもしょうがない
以前私についていた研修医から
と相談を受けたことがあります。
私個人の意見としては、研修医の時はスタッフの名前を覚えられなくてもしょうがないと思います。
研修医の場合はローテーションがあり必死に名前を覚えても2-3ヶ月だつと異動になってしまうので、名前を覚えられないのもやむをえません。
「病棟のスタッフと仲良くなれないんです」
と研修医から相談を受けたので
「1-2ヶ月ごとに病棟が変わるんだから仲良くなれるはずがない」
と伝えました
私も同じように悩んでましたが、半年くらい同じ病棟で働かないと仲良くなれないことに気付いてから楽になったので焦らなくていいと思います
— 内科医たくゆきじ (@takuyukiji) October 5, 2018
研修医の時はそんなもんだと思って肩の力を抜くのが良いと思います。
まとめ
気持ちよく仕事をするためにはスタッフの名前を覚えることは必須です。
名前を覚えると確実に仕事がやりやすくなりますので、まずは名簿をもらうところから始めてみて頑張って名前を覚えてみてはいかがでしょうか?
病棟業務のコツはこちらの記事でも紹介しています。

