コラム

スタッフの名前の覚え方。答えは「素直に教えてもらうこと。」

看護師の名前

医療関係者に限らず職場が変わったときに悩むことは「名前の覚え方」ではないでしょうか?
 
「名前を呼んで間違うのが怖い。」
 
「直接名前なんか聞けない・・・」
 
と思う方はたくさんいるかと思います。
 

たくゆきじ
たくゆきじ
かくいう私もその一人ですが、最近ある答えを得ました。

 
その答えは素直になることです。

その答えにいたるまでにいたった経緯について話をまとめてみます。

病院の異動に際して

医師はすごく上の医師(部長級)でない限り病院を異動することが多いです。
 
だいたい2-3年くらいの周期でしょうか。
 
移動して最初に慣れなければならないことは病院のシステムです。
 
システムを覚えなければ仕事になりません。
 
カルテの使い方、指示の出し方、病院ごとのローカルルール・・・
 
必死になって覚えます。
 
そしてシステムに慣れたあたり(だいたい5月くらい)にスタッフの顔を覚えられないことに悩み始めることが多いです。
 
病棟には看護師をはじめとしたスタッフがたくさんいて、最初は名前をなかなか覚えられないのです。
 
さらに病院によっては名前を覚えなくても、「看護師さん」や「PTさん」と呼べば仕事ができてしまうので覚えようとしない人もいます。
 
しかしここで逃げてはいけません。
 
顔と名前を覚えるかどうかで病棟での仕事のしやすさが大きく変わります。
 
7月にもなると面と向かって「あなたの名前はなんですか?」とは聞けないので、遅くとも6月くらいまでには顔と名前を一致させる必要があります。

電子カルテのログイン画面

しかし、名前を確認しようとすると思いのほか顔と名前を確認するものがないことに気づきます。
 
卒業アルバムのように写真と名前が一致するものがあればいいのですが、そんな都合のいいものはありません。
 
そこで私が実践していた方法は電子カルテのログイン画面で名前を確認する方法です。
 
スタッフが電子カルテで仕事をしているときに、後ろに回ってチラッとログイン画面で名前を確認します。
 
そこで顔と名前を一致させるのです。
 
かなり怪しい人のように思われるかもしれませんが、結構効果的です。
 
これで今までの病院では直接名前を尋ねなくても顔と名前を一致させて覚えていました。
 
しかし、今までの方法は今の病院では通用しませんでした。今の病院は紙カルテなのです。

名前を聞くことは覚えようとしていること

今の病院は紙カルテでログイン画面がなく、直接聞かずに顔と名前を一致させることがどうしてもできませんでした。
 
かといって名札を凝視することもかなりはばかられます。
 
そこで今回の病院では違う方法をとることにしました。
 
素直にわかりませんと教えてもらうのです。
 
「名前を覚えようとしているのですが(名前が)わからないので教えてください」
 
と直接声をかけたところなんの問題もなく教えてくれました。
 
更に
 
「先生からは名前を覚えようとする気持ちを感じるね。」
 
となんなら好印象でした。
 
 
気持ちよく仕事をするためにはスタッフの名前を覚えることは必須だと思います。
 
直接名前を聞くことはあまりいいことではないと思っていましたが、いざ聞いてみると意外とそうでもなく、名前を聞くことは覚えようとしていることと捉えてくれるようです。
 
(もちろん時間が経ってからはなかなか聞けませんが。)
 
悩んでいる方は素直に教えてくださいと言ってみてはいかがでしょうか?