こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
この記事では血液ガスの勉強に役立つ本を紹介します!
今回紹介する本は竜馬先生の血液ガス白熱講義 150分です!
ではご覧ください。
「竜馬先生の血液ガス白熱講義 150分」について
【本のタイプ】
通読型の教科書
【ページ数】
136ページ
【通読にかかる時間】
2時間程度
【おすすめ対象者】
血液ガスの読み方が不安な研修医・医師
「竜馬先生の血液ガス白熱講義 150分」の書評
医師になってから勉強しなければならない項目の一つに「血液ガス」があります。
ただそうはいっても血液ガスは分かりづらい用語も多く、勉強が嫌になってしまうんですよね…
そんな苦手意識を持っていた私でしたが、藁にもすがる思いで竜馬先生の血液ガス白熱講義 150分を読んでみたらあまりのわかりやすさにびっくりしました。
本書を読むと以下の質問に対して自信を持って答えられるようになります。
●PAO2とPaO2の違いは何ですか?
●A-aDO2ってなんですか?
●アニオンギャップはなぜ重要なのですか?
●代償ってどう考えればいいですか?
この4つの質問は私が以前は理解があやふやだったものの本書を読んだら理解できた内容です。
本書を読むとこれらがなぜ重要なのかも理解できます。
また血液ガスで酸-塩基平衡を読む順番の解説も秀逸です。
酸-塩基平衡を読む時は
pH
PaCO2
HCO3-
に注目するとは思います。
ただどういう順番で読むともれなく酸-塩基平衡について解釈できるかまではなかなかわかりませんよね。
私と同じように自己流で読んでいる方はぜひ読んでみて下さい。
血液ガスで酸-塩基平衡をもれなく解釈する順番と方法がわかりやすく書いてありますから。
総じて血液ガスを体系的に読む方法を学びたい方は一回読んでみることをおすすめします。
この本をおすすめしたい方
この本をぜひおすすめしたい方は血液ガスの読み方が不安な研修医です。
ただ研修医以外でも先述した以下の質問に自信が持てない先生にはぜひおすすめしたいです。
●PAO2とPaO2の違いは何ですか?
●A-aDO2ってなんですか?
●アニオンギャップはなぜ重要なのですか?
●代償ってどう考えればいいですか?
この本を読めばこれらの質問に答えられるだけでなく、血液ガスを読むのが楽しくなってくると思います。
一回通読してみると明日からの診療にすぐにでも応用することができると思いますよ。
「竜馬先生の血液ガス白熱講義 150分」はおすすめの本です|まとめ
「竜馬先生の血液ガス白熱講義 150分」を読んで参考になった点を紹介しました。
正直私はこの本の解説のあまりのわかりやすさにびっくりしました。
血液ガスを勉強しようと思う先生は最初に手に取るべき本だと思います。
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