こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
今回の記事は
というテーマにしようと思います。
私が資産形成に興味を持ったきっかけはスマホをauから格安スマホに切り替えたことでした。
医師の資産形成|勤務医の私が始めたきっかけとやっていることを紹介します税金面を考えると収入を増やすより支出を抑えるほうが効率がいいということにも気付きました。
ただ正直こうも思ったんですよね。
たくゆきじ
この正直な気持ちと折り合いをつけることから今回の記事は始まります。
ではご覧ください。
負担にならない固定費から節約する
「節約」と一言で言っても具体的に何をすればいいのでしょうか?
まず最初に頭に浮かぶのは
●買いたいものを我慢する
●食べたいものを我慢する
といったところでしょうか。
しかし今までの私は特に節約を意識していませんでした。
買いたいものも特に我慢せず買っていましたし、学会や勉強会で遠出したときには地域のご当地グルメを楽しんでいました。
それがいきなり節約のためありとあらゆることを制限するとなると、正直かなりストレスを感じてしまうと思いました。
そこでまずは節約するところにメリハリをつけることから始めることにしました。
具体的には
というプランを取ることにしたのです。
そこで私が目をつけたのは固定費でした。
マネーフォワードで固定費を把握する
固定費の定義は色々あるかもしれません。
私の中では
を固定費と定義しています。
一番最たるものは家賃ですね。
その固定費をストレスを感じない範囲内で削ることができれば、無理なく節約できそうだと思ったのです。
そのためにまずは我が家の固定費の把握から始めることにしました。
その結果あぶり出された我が家の固定費は以下のとおりです。
家賃
水道・光熱費
通信費
スマホ代
自動車保険
ニコニコ動画プレミアム会員
NewsPicks会員
Apple Music
クレジットカードの年会費
パソコンのウイルス対策ソフト
とこの時初めて気付きました。
ちなみに固定費を見直す際に便利だな、と思ったのはマネーフォワードという家計簿アプリです。
設定すれば自動で家計簿をつけてくれるので固定費を見直す時にとても役立ちましたよ。
「これらの固定費を減らすのはめんどくさそうだなぁ…」と思いつつも
と自分を奮い立たせて固定費の見直しに着手することにしました。
資産形成のために見直した固定費
この中で解約した固定費は以下の項目でした。
【解約した固定費】
ニコニコ動画プレミアム会員(540円/月)
NewsPicks会員(1500円/月)
Apple Music(980円/月)
クレジットカード(年会費10800円)
パソコンのウイルス対策ソフト(6000円/年)
ニコニコ動画プレミアム会員や使ってないパソコンのウイルス対策ソフトなど叩けばホコリがバサバサと出てきましたね。
これらのいらない固定費は見つけた瞬間に解約しました。
気分は悪・即・斬です。
るろうに剣心より引用
解約はしないものの、月額が安いサービスに切り替えたのは以下の項目です。
これらの固定費を見直すことで一ヶ月あたり6000円ほど何もしなくて節約できました。
税金を考慮すると約10000円/月の収入を得たのと同額です。
何よりも一度見直すと節約に伴うストレスがないことが私にとっては最も重要なことでした。
家計を見直すとかくれ固定費にも気づく
固定費を見直す過程でかくれ固定費の存在に気がつくことができました。
かくれ固定費とは
と私は定義しています。
固定費って水道代とかが頭に浮かぶんですけど、最近はスマホも実質的に2-3年スパンで買い換えなくちゃいけないのでiphone代も実は固定費扱いで良さそうな気がしてきました
そのくくりでは車のタイヤもそうですね
あれ、仕事用のパソコンもそうなのか……?#隠れ固定費多すぎ問題#いきなり家計の話
— 内科医たくゆきじ@大学院 (@takuyukiji) September 17, 2019
私にとってのかくれ固定費は以下のとおりです。
学会の年会費
夏冬のタイヤ交換費
車検代
iphoneの買い替え費用
車のタイヤ費
パソコンの買い換え費用
どうでしょう?
この辺は5年後も支払っている気がしませんか?
特にスマホやパソコンなんかは一見固定費に見えませんが、数年単位で買い換える必要があるという点では固定費に分類されると思います。
この辺を把握しないままだと
となってしまいかねません。
そのため固定費を削る過程でかくれ固定費も一緒に把握しておくのをおすすめします。
なお一応補足しておくと、かくれ固定費は人によって異なります。
例えば毎年国際学会で発表する大学院生ならば、学会の旅費もかくれ固定費として追加でカウントすべきでしょうし。
逆に私のように車を所有していないのであれば、車検やタイヤ交換費などはかくれ固定費として考えなくて良いでしょうし。
この辺は人によって状況が異なるため、どれがかくれ固定費に分類されるかは人それぞれです。
固定費を見直すための心構え
こういう固定費を見直すときは
と不安になるかと思います。
私もそうだったので気持ちはよくわかります。
そんな方のために大事な心構えをお伝えします。
それは
という心構えです。
やめてみて不便だったら入り直せばいいだけなのです。
そう思うと気軽にサービスを解約できるかと思いますので、一度固定費の見直しをしてみることを強くおすすめします。
固定費はクレジットカード払いを意識しよう
固定費を見直す際のもう一つのポイントは、固定費の支払いを銀行引き落としではなくカード払いにすることです。
クレジットカードはだいたい1%前後がポイントとして還元されるため、実質1%引きで固定費を支払えます。
そのため払えるものはカードで払ったほうがお得ですので、この機会にカード払いできないか確認してしまいましょう。
私は現在楽天カードとジャックスカードを併用していますが、とりあえずポイントがザクザクたまっていきます。
どちらも年会費無料ですのでもしよろしければぜひ使ってみて下さい。
資産形成の第一歩は固定費削減
固定費見直しの最大のメリットは、見直した後は意識しなくてもお金が貯まることです。
収入を増やしたり買い物を我慢するよりよっぽど楽で効率がいいのでぜひ一度見直すことをおすすめします。
ちなみに一度固定費を見直すと新規の固定費にも敏感になります。
例えば大学院生になって常勤先の病院を退職する時に加入する健康保険の問題です。
こちらは加入する健康保険によって保険料が大きく変わるため、最初の選択がとても重要ですのでしっかり調べました。
意識するだけで手残りの金額が大きく異なりますので固定費はしっかり意識しておきましょう。