こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
この記事では統計学の勉強に役立つ本を紹介します!
今回紹介する本はマンガでわかる統計学です!
ではご覧ください。
「マンガでわかる統計学」について
【本のタイプ】
マンガとして通読するタイプの本です
【ページ数】
215ページ
【おすすめの使い方】
サラッと読んでみて概略を掴む読み方
統計を少しかじったことのある方が理解を深めるために使う方法
「マンガでわかる統計学」の書評
今回紹介するマンガでわかる統計学は「マンガでわかる~」シリーズの中の一つです。
見た目からして初心者のための本のようなので購入して読んでみました。
本書は以下の方を対象にした書籍です。
本編はマンガ→マンガの解説→例題と解説→まとめで1セットの7章構成です。
①データの種類をたしかめよう!
②データ全体の雰囲気をつかもう!(数量データ編)
③データ全体の雰囲気をつかもう!(カテゴリーデータ編)
④基準値と偏差値
⑤確率を求めよう!
⑥2変数の関連を調べよう!
⑦独立性の検定をマスターしよう!
こちらの内容についてタイトル通りマンガを交えて解説されています。
マンガでわかる統計学より引用
コーヒーブレイクのような気持ちで読むことができます。
ただ途中から統計の数式がポツポツ出てきて、統計の基礎知識がなければ本書だけでは理解が難しい箇所もありました。
具体的には「⑤確率を求めよう!」「⑥2変数の関連を調べよう!」は本書だけでは難しかったです。
①データの種類をたしかめよう!
②データ全体の雰囲気をつかもう!(数量データ編)
③データ全体の雰囲気をつかもう!(カテゴリーデータ編)
④基準値と偏差値
⑤確率を求めよう!
⑥2変数の関連を調べよう!
⑦独立性の検定をマスターしよう!
ただもちろんわかりにくいところだけではなくわかりやすい解説もあります。
また第7章の検定に関する解説は個人的にとてもおもしろかったです。
検定ごとの帰無仮説と対立仮説の充て方の例などは自分の理解を深める上で勉強になりました。
ただ本書を読んだ時点で帰無仮説という言葉はいまさら誰にも聞けない 医学統計の基礎のキソを読んで知っていたので頭にスルッと入って来ましたが、全く知らないところから理解するのは本書だけでは難しいかもしれません。
実際に読んでみて本書の統計の本としての位置づけは
という立ち位置が妥当だと思いました。
なお完全に知識ゼロから統計を勉強するのであれば「いまさら誰にも聞けない 医学統計の基礎のキソ」という本がとてもおすすめです。
「いまさら誰にも聞けない 医学統計の基礎のキソ」のレビューはこちら
「マンガでわかる統計学」|まとめ
以上「マンガでわかる統計学」を紹介しました。
コーヒーブレイクの時間にでも復習のためにさらっと読んでみるのはいかがでしょうか?
ちなみにこのシリーズは他にも2冊ほど出ていますので、本書が合うようでしたらこちらの本を追加で買うのも良いと思います。
おすすめの医学書はこちらの記事でも紹介しています。