こんにちは、たくゆきじ(@takuyukiji)です。
今回の記事ではおすすめの心電図の教科書をレビューします。
今回紹介する参考書はレジデントのためのこれだけ心電図です!
ではご覧ください。
「レジデントのためのこれだけ心電図」について
【本のタイプ】
通読型の教科書
【ページ数】
227ページ
【通読にかかる時間】
3時間前後
私は2時間15分でした。
【おすすめ対象者】
●心電図が嫌いな医学生
●国家試験には通ったけど心電図に全く自信がない研修医
「レジデントのためのこれだけ心電図」の著者情報
レジデントのためのこれだけ心電図は佐藤弘明先生が書かれた心電図の教科書です。
佐藤先生はコウメイ塾というブログで「医師国家試験の勉強法」などに関して発信されている先生です。
佐藤先生は本書の他にも教科書を執筆しており、「看護の現場ですぐに役立つモニター心電図」という看護師向けのモニター心電図の本も佐藤先生の著書です。
佐藤先生がこの本を執筆されたきっかけは
という本を作りたいという思いだったようです。
「レジデントのためのこれだけ心電図」の書評
内容は心電図の初学者のための本です。
レジデントのためのこれだけ心電図の構成で特徴的なのは
という心電図の勉強の仕方から書いてあることです。
書いてある内容を確認してみると
と思うことばかりでした。
研修医から来る質問で意外と答えづらいものに
というものがあります。
この質問はなかなか答えづらいものですが、この本では
を明確に順位付けしているのが素晴らしいです。
この本を読んだおかげで
と今はすこしホッとしています(笑)
「心電図を読む前に知っておくべきこと」が紹介された後は臨床上重要な心電図(もちろん国試でも必須の知識です)から勉強していく構成となっています。
具体的には以下の順番で解説されています。
①超緊急な不整脈
②緊急な不整脈
③経過観察でよい不整脈
④虚血性心疾患
それぞれのカテゴリーの中では具体的な心電図異常について解説されています。
例えば超緊急な不整脈では心室細動や心室頻拍に関して解説されています。
私はこのようにカテゴリー別になっているのをみて
と感じました。
最初から順番通り読んでいくと臨床現場で重要度の高い心電図所見から優先して勉強出来ます。
最終的には日常診療で困らないだけの心電図の知識は身についていると思いますよ。
レジデントのためのこれだけ心電図の対象の読者は以下のとおりです。
●心電図が嫌いな医学生
●国家試験には通ったけど心電図に全く自信がない研修医
と思っている方にはこの本をおすすめします。
「レジデントのためのこれだけ心電図」|まとめ
私は今回読んでみて
という感想を抱きました。
心電図を何から勉強すればいいのかわからない方には本書をぜひおすすめします。
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